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省エネ住宅って普通の住宅と何が違うの?

2017.06.12 2:00

近年、地球温暖化対策を始め、さまざまな方面で環境への配慮が求められるようになり、

省エネ住宅という単語は聞く機会が多いものの、省エネ住宅がどのようなものか漠然としか分からないという方も多くいらっしゃいますので、どんなメリットがあるのかご紹介します。

 

■省エネ住宅とは

まず、省エネ住宅とは、名前の通り「エネルギー消費の少ない住宅」のことです。

特に地球環境への配慮という面から、現代の住宅は「冷暖房のエネルギー消費を抑える」ことが求められています。

 

具体的には、「断熱・日光の遮断・気密」という3つの方法によって省エネを実現します。

 

まず、断熱とは室内外の熱の移動を妨げること。

たとえば、暑い夏の日には外気が温かいため、家の外壁や屋根、窓なども自然と暖められてしまいます。その熱はいずれ室内にも伝わってくるので、断熱材を設置するなどの対策を施して、熱の移動を妨げます。

 

 

住まいを温める原因として、外気のほかに「日光」があります。

日当たりの良い窓辺に行ったら思ったよりも熱くてびっくりした、という経験はないでしょうか?

高橋開発で採用している窓は、「Low-eガラス」の複層ガラス。夏は、外からの日射熱を反射し、室内の温度上昇を抑えます。紫外線もカットするため日焼け対策にもなります。

 

一方、冬は暖気の流出を防ぎ、窓辺の冷気の流入を抑えるので、1年を通して省エネにつながります。

 

その他、家の中から隙間をなくし、気密性を高めることでようやく省エネ住宅は完成します。

 

■省エネ住宅のメリット

省エネ住宅は、地球にやさしいだけでなく、住む人にとってもいろいろな意味で「やさしい」住宅です。どのようなメリットがあるのか見てみましょう。

 

・光熱費を抑えられる

省エネ住宅は、基本的に冷暖房の効率を高め、エネルギーの無駄をなくすことを目的に作られています。なので、一般的な住宅に比べて光熱費を抑えられるメリットがあります。

 

たとえば、省エネ住宅に太陽光発電を追加した場合には、消費エネルギーを、太陽光発電だけですべてまかなうこともでき、その住まいの消費エネルギーを「ゼロ」にすることも不可能ではありません。

 

・遮音性、耐久性が高い

住宅の気密性を高めると、必然的に遮音性も高まります。音は空気の振動として伝わるので、空気の移動自体を妨げてしまえば伝わらないからです。

また、建物を劣化させる原因の一つに「結露」がありますが、こちらも「空気中の水蒸気の移動」が原因で起こります。よって、省エネ住宅は自動的に「遮音性が高く、結露が起こりにくい、耐久性の高い住宅」になるというわけです。

 

・健康にも良い(結露防止によるカビ・ダニの発生抑止)

結露は水分が貯まるため、カビやダニの温床にもなります。

つまり、結露の発生は建物だけでなく、住む人の健康にも被害を及ぼす可能性があるのです。

 

すでにお伝えしたとおり、省エネ住宅では結露は起こりにくい構造になっています。ですから、結露を原因としたカビ・ダニの被害が抑えられ、健康にもやさしいというメリットがあります。

 

■まとめ

省エネ住宅とは断熱・日光の遮断・高気密化によって、主に冷暖房のエネルギー消費を抑えた住宅です。地球環境にやさしいばかりでなく、住む人にも経済的・健康的にさまざまなメリットをもたらします。将来的には住宅の標準となる形式ですので、住宅を建てる際には思い出していただくと役に立つかもしれません。

 

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